webマガジン「ミロクル通信」 私の観劇計画

私の観劇計画/5月その3 植本潤(花組芝居)×坂口真人(演劇ぶっく編集長)

東京タンバリン

『婦嶽百景』


東京タンバリン

作・演出◇髙井浩子
出演◇瓜生和成 森啓一郎 島野温枝 青海衣央里 太田景子 遠藤弘章 柴田薫 松下倖子 上村聡 黒岩三佳

植本 『婦嶽百景』。東京タンバリンです。『富嶽』の「ふ」は婦人の「婦」を使っています。
坂口 「富嶽百景」は太宰治の小説ですね。
植本 僕はいつも芯になっている俳優さんの瓜生和成くんが好きでね。あのとらえどころのない感じが。
坂口 すごくまじめそうに見えるんだけど、トリッキーのこともできて、それが似合うという俳優さんですよね。
植本 僕が言うのもなんですけど、お芝居が的確です。そうは見えないというのがまたいいですね。
坂口 素敵なキャラクターですね。
植本 今回は吉祥寺シアターですね。いい劇場ですよね。
坂口 違ってたらごめん、真ん中に舞台をつくるという話だと思う。吉祥寺シアターっていつもは客席から舞台を見下ろすかたちになるじゃないですか。今回は真ん中に舞台をつくって、みんなが周りから見えるという舞台になるんじゃないかな。
植本 それだけ説明できるなら確かな情報じゃないの?
坂口 でもちょっと見ただけだから自信はないんだ。
植本 編集長はいつもちょっと何を見てるの?送られてくる企画書とか?
坂口 そうそう。ぼやーっと見てるから、いろんなことが混ざっちゃうことがあります(笑)。でもそうだとしたら…いいね。
植本 そうだったらいいですね(笑)。5/18(金)~27(日)吉祥寺シアター、前売3,300円、当日3,500円です。



※このコーナーは、エフエム世田谷(83.4MHz)で、毎週水曜日午後9時より放送中の演劇番組「シアターF」内での植本・坂口対談コーナー「演劇キック」を再録して掲載しています。

エフエム世田谷 世田谷的演劇案内「THEATER F」ホームページ
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私の観劇計画/5月その2 植本潤(花組芝居)×坂口真人(演劇ぶっく編集長)

はえぎわ

『I’m (w)here』


はえぎわ

作・演出・出演◇ノゾエ征爾
出演◇井内ミワク 町田水城 鈴真紀史 滝寛式 竹口龍茶 踊り子あり 川上友里 笠木泉 ほか
5/17~23◎下北沢ザ・スズナリ

植本 5月に見られる芝居を紹介します。はえぎわ第24回公演『I’m (w)here』。
坂口 今、旬な劇団ですよね。
植本 このチラシの裏には、第55回、第56回岸田國士戯曲賞最終候補に連続ノミネートと書いてありますけども、おとりになったんですよね。
坂口 3人とったんじゃなかったですか。あと誰でしたっけ。
植本 編集長は岸田戯曲賞にあまり興味ないかもしれなけど、でも仲間がとるとそれなりにうれしいでしょ。
坂口 あっ、そうですよ。あらゆる賞について全然興味はないけど、誰かがとったらうれしいという矛盾した感じですね。
植本 ノゾエ征爾さんはいつも演劇ぶっくではレポーター的なことをやってる?
坂口 いや、作品を単純に紹介させてもらってるだけです。
植本 でもよく編集長の口からお名前が出ますよね。
坂口 やっぱりはえぎわって、いま本当におもしろいことをやっている数少ない人たちだと思うから。
植本 1999年か。13年か。まだそんなに…
坂口 ENBUゼミに最初に来てくださった生徒さんです。松尾スズキさんのクラスで。
植本 えっ、ノゾエさんてそうなんだ。
坂口 本谷有希子さんとノゾエさんが最初のクラスの人です。
植本 ENBUゼミって演劇界に一役買ってるじゃないですか。
坂口 そういう意味でも思い入れはあるんですけど、そういうことを抜きにしても、演劇のこと、自分たちが生きていることも含めて、ものすごく考えて考えてよい答えを出していると思うんです。皆さん考えていると思うんですけど、なかなかうまい答えが出なかったり、今までの演劇というかたちにとらわれすぎていたりして、いい出口がない中で、彼はいい表出の仕方を見つけたと思います。とにかく今、ご覧になっていただきたい。
植本 5/17(木)~23(水)。下北沢ザ・スズナリで上演されます。


Cucumber+三鷹市芸術文化センター

『燕のいる駅』


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作・演出◇土田英生
出演◇酒井美紀 内田滋 千葉雅子 土屋裕一 尾方宣久 中島ひろ子 久ヶ沢徹
5/18~27◎三鷹市芸術文化センター星のホール


植本 Cucumber+三鷹市芸術文化センターpresents、土田英生セレクションvol.2『燕のいる駅』。この作品は、ジャニーズがグローブ座で相葉雅紀くん主演で、宮田慶子さん演出で何年か前にやったものだと思うんです。
坂口 では再演ということですね。
植本 今回は土田くんが作・演出を兼ねるということです。たぶん自分のやりたいように演出するのでは。
坂口 物足りなかったのかな。
植本 そんなことはないと思うけど。これの何がすごいって、三鷹の芸術文化センターが、土田英生セレクションというシリーズを設けたというのが、劇場の特色を出そうとしているというか、おもしろいことをやるなと思うんですけど。
坂口 そうですよね。劇場オープン以来ずっとこだわりのある若手の演劇人を上手に取り上げてますね。
植本 太宰のシリーズともかね。
坂口 責任者の方がものすごい量をご覧になって、自分の目線でしっかりいろんなものを探してくる。それはすごいですね。その情熱たるや。公的な機関なわけですから、相当にいろんな意見があると思うんです。よく知られてない人を連れてきて大丈夫なの? とか。そこを強引さと丁寧さで上手にクリアしながらここまでつくり上げてきたシリーズだと思いますよね。
植本 素敵な言葉ですね。演劇人からしても、友達が「次、三鷹でやるんだ」と言うと「三鷹か、遠いな」と正直思うんですけど。でもどこかで、この三鷹の芸術文化センターがおもしろいことを発信し続けてるというのが演劇人の中でも定着してきているので、「じゃあ行くか」となるんですよね。
坂口 ちょっと余裕があれば、駅から歩くとね、あの商店街を歩くと楽しいんですよ。
植本 裏とかね。
坂口 食べ物屋さんもたくさんあるし。それも含めて行かれるといいかな。もっとがんばると吉祥寺のほうに歩けるし。
植本 どれくらいかかるんだろう。バスをけっこう乗った記憶があるけど(笑)。
坂口 おいしいお酒が飲め増す(笑)。
植本 出演者のご紹介をします。酒井美紀ちゃん、内田滋さん、千葉雅子さん、*pnish*の土屋裕一さん、MONOの尾方宣久くん、中島ひろ子さん、久ヶ沢徹さん。嵐の相葉くんがやった役を誰がやるんだろうなと。まさか久ヶ沢!?と今思ってるんですけど(笑)。三鷹市芸術文化センター星のホールで5/18(金)~27(日)までの上演です。作・演出 土田英生です。ぜひぜひごらんください。


※このコーナーは、エフエム世田谷(83.4MHz)で、毎週水曜日午後9時より放送中の演劇番組「シアターF」内での植本・坂口対談コーナー「演劇キック」を再録して掲載しています。

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私の観劇計画/5月その1 植本潤(花組芝居)×坂口真人(演劇ぶっく編集長)

地人会新社

『シズウェは死んだ!?』


地人会

作◇アソル・フガード
訳◇木村光一
演出◇鵜山仁
出演◇嵐芳三郎 川野太郎
5/10~5/31◎RED/THEATER

植本 地人会新社 第1回公演です。
坂口 木村光一さんがやってらっしゃったんですね。
植本 はい。木村さんが長年地人会という団体を仕切ってらっしゃったんですけど、いったん終わったんですね。身体を壊されたこともあったりとか、チラシができていながら中止になっちゃったとか。新しく再出発というか、第一回公演だと思うのですが、今まで地人会だと紀伊國屋ホールとかのイメージがあったんですが、今回は赤坂RED/THEATER提携公演なんですね。
坂口 二人芝居ということで、とても志ある企画だと思いますね。地人会で一緒にやってらした方が主宰している公演なんですよね。
植本 一回立ち上げるのは大変ですよね。
坂口 ものすごく大変だと思いますよ。場所もいいんじゃないでしょうか、これくらいの大きさのところでやるのは最適だと思います。
植本 RED/THEATERの小空間ですからね。
坂口 嵐芳三郎さん。
植本 前進座ですね。
坂口 これは息子さんですかね? 大昔に前進座の宣伝物をつくらせてもらった時代に、お父さんのお芝居をけっこう観てました。
植本 前進座は劇場自体が閉鎖が決まりました。
坂口 えっ、嘘?
植本 劇団はもちろん存続しますけど。
坂口 あそこの裏にみなさんが住まっているんですよね。
植本 そうなの?
坂口 裏の方は前進座の方の住宅なんですよ。その場所を少し削って劇場を建てたと。
植本 少しって…あそこ、けっこう花道できるし、500人は入ると思いますよ。
坂口 あの劇場のほんの敷石一個分ぐらいは僕もカンパしてます。
植本 すごいー。でもなくなっちゃいます。
坂口 えー、返してもらおうかなー。
植本 だから、嵐さんもこういうお芝居にどんどん出て行こうとなさってるのかなって。
坂口 ちょっとショックだな~。
植本 おうちでショックを受けといてください(笑)。地人会新社第一回公演赤坂RED/THEATER提携公演です。全然内容のことを言ってなかったよ。作・アソル・フガード、演出・鵜山仁さん、訳が木村光一さんで、『シズウェは死んだ!?』というタイトルです。後援に南アフリカ共和国大使館が入っているので、たぶんアパルトヘイトならびのお話ですね。
坂口 これ、成功してほしいですね。
植本 この作品は、1987年「こんな話」として演劇制作体地人会が日本初演しております。
坂口 あ、もうやってるんだ。
植本 87年ですよ。5/10(木)~5/31(木)、料金5,000円になります。



演劇集団キャラメルボックス

『容疑者Xの献身』


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原作◇東野圭吾
脚本◇成井豊
演出◇成井豊+真柴あずき
出演◇近江谷太朗 岡田達也 西牟田恵 川原和久 小林正寛 ほか
5/12〜6/3◎池袋サンシャイン劇場

植本 5月に観られる芝居を紹介します。『容疑者Xの献身』。これ、再演ですかね?
坂口 そうですね。ほとんど出演される方は一緒なんですけど、西川浩幸さんがやった役が…どなたでしたっけ?
植本 誰?川原和久くん?
坂口 近江谷太朗さんだ。僕は初演を見てるんですけど。サスペンス的な緊張感があって、とてもおもしろかったですね。
植本 原作は東野圭吾さんの大ベストセラーですからね。いつ頃からでしょうね、キャラメルさんが原作のあるものをやりだしたのは。
坂口 正確にはわからないですが、確実におもしろい作品を連発してますよね。
植本 西川くんが前回やっていたのは主役なんですか。
坂口 そうです。
植本 それを今回、近江谷くんが引き継ぐんですね。
坂口 近江谷さんと岡田達也さんが重要な役柄で。更なる見どころは川原さんと西牟田さん。僕らは川原さんはショーマで、西牟田さんは第三舞台で若い頃のお二人を見てるけど。それなりにお年を召してきていますが、いい俳優さんというか、偉そうですが、いい感じに年をとられたんだなと感じられる舞台でしたね。
植本 川原アニキは『相棒』でおなじみ。
坂口 別件で話題にもなってましたよね。
植本 高麗屋に入るのかと(笑)。
坂口 見どころがたくさんある。切ない話なんだけど、やっぱりキャラメルボックスだから、どこかに人としての救いがある、とてもよい作品だと思います。
植本 キャラメルボックス2012スプリングツアー、5/12(土)~6/3(日)、池袋サンシャイン劇場。全席指定・税込み7,000円です。



※このコーナーは、エフエム世田谷(83.4MHz)で、毎週水曜日午後9時より放送中の演劇番組「シアターF」内での植本・坂口対談コーナー「演劇キック」を再録して掲載しています。

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私の観劇計画/4月その4 植本潤(花組芝居)×坂口真人(演劇ぶっく編集長)

こまつ座

『闇に咲く花』


闇


作◇井上ひさし
演出◇栗山民也
出演◇石母田史朗 浅野雅博 小林隆 辻萬長 石田圭祐 増子倭文江 藤本喜久子
4/19〜29◎紀伊國屋サザンシアター

植本 4月に観られるお芝居を紹介します。『闇に咲く花』。こまつ座さんですね。井上ひさし生誕77フェスティバル2012 第3弾。
坂口 今年はずっとシリーズでやってるんですね。
植本 これ、友達の浅野雅博くんが出てるんですけど、2月ぐらいから8月ぐらいまで、全国各地をかなりなステージ数でやってるはずですよ。
坂口 じゃあもう回ってる?
植本 うん、中盤に入ってるんじゃないかな。
坂口 それなりに完成されてるんですね。
植本 何年か前にもやってると思うんですけど。こまつ座さんのレパートリーの中でも、比較的よくやられる作品ですかね。
坂口 昭和庶民伝三部作のうち、『きらめく星座』があって、『闇に咲く花』がその次の作品じゃないかなと思うけど。違ってたらごめん。『きらめく星座』が、戦争中の浅草のレコード屋さんの話で、これは戦後の話ですね。
植本 キャッチコピーが「昭和二十二年、夏、東京神田。焼跡の愛敬稲荷神社に、伝説のエース投手が帰ってきた!」ちょっと野球がらみの話なんですね。
坂口 帰ってきた人がピッチャーで、いろいろ心配する人がキャッチャーなんですよね。
植本 これ、10年ぐらい前に観たのかな。おもしろかったです。初めて観たこまつ座だったかもしれない。もちろん井上ひさしさんの作で、演出は栗山民也さん。出演者は石母田史朗くん、浅野雅博くん、小林隆さん、辻萬長さん、石田圭祐さん、増子倭文江さん、藤本喜久子さん、などなど。新劇系の方たちですけど、本当に実力者ばかりです。
坂口 時代的にもおもしろいですよね。
植本 4/19(木)〜29(日)紀伊國屋サザンシアターで上演されます。入場料は6,300円、学生割引4,200円です。


ナイロン100℃

『百年の秘密』

ナイロン


作・演出◇ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演◇犬山イヌ 峯村リエ みのすけ 大倉考二 松永玲子 村岡希美 長田奈麻 廣川三憲 安澤千草 藤田秀世 萩原聖人 近藤フク 田島ゆみか 山西惇
4/22〜5/20◎下北沢本多劇場

坂口 これは、あまり僕らが言わなくても皆さんわかってると思いますけど。
植本 まあ、例によって筆は遅いようですけどね。ツイッターを見る限りでは。ナイロン100℃『百年の秘密』です。
坂口 女性二人の友情らしきものを中心とした物語らしいですよ。
植本 チラシの女性は犬山イヌちゃんと峯村リエちゃんなんだ。
坂口 極力コミカルな部分を少なめにするようにと書いていたね。
植本 この間ツイッター見たらね、「笑いを排する」とあったけど、でも「ちょっと笑いがないと筆が進まない」と書いてあって(笑)。
坂口 大サンドロヴィッチ氏を前にして言うのもなんだけど、普通に書いていただければ、おのずと笑いは出てくるようなね。まあ好きに書いてもらえれば笑いが無くても僕らはじゅうぶん楽しめます。
植本 犬山イヌコ、峯村リエを中心に置くんだと思うんですけど、ナイロン100℃って人材が豊富だから、作品によっていろんな人がセンターに来られるのはうらやましいね。
坂口 群集劇をやっても、いろんな背景の人がちょこっとすごい存在感を示したりするじゃないですか。
植本 ゲスト陣が、萩原聖人くん、ペンギンプルペイルパイルズの近藤フクくん。
坂口 すごく期待してます。色っぽくていい男ですよ。
植本 かわいさがあるね。田島ゆみかちゃん、まだ若い女優さんが実力派です。子役からやってる方ですね。そこに山西惇さん。ホンが一日でも早く書きあがることを祈ってます。4/22(日)〜5/20(日)下北沢本多劇場です



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私の観劇計画/4月その3 植本潤(花組芝居)×坂口真人(演劇ぶっく編集長)

劇団東京ヴォードヴィルショー

『トノに降る雨』


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作◇中島淳彦
演出◇ラサール石井
出演◇佐藤B作 佐渡稔 石井愃一 市川勇 山口良一 たかはし等 山本ふじこ 松金よね子 ベンガル 井之上隆志 栗田桃子 えなりかずき ほか
4/13~22◎シアタートラム


植本 お世話になっているこの人のをご紹介したいと思います。劇団東京ヴォードヴィルショー、創立40周年記念興行第1弾になります。
坂口 これ、壮大な計画なんですよね。
植本 1年を通じていろんな作品をやるってこと?
坂口 いやいや、もっと長いスパンで考えてるんじゃない?
植本 今回は、中島淳彦さん作の『トノに降る雨』。演出はラサール石井さんです。ヴォードヴィルのいつもの方々のほかに、松金よね子さん、ベンガルさん、井之上隆志さん、文学座の栗田桃子さん、えなりかずきさん。そして主題歌が前川清さんです(笑)。そして主役は…トノなんでしょう。おもしろいのは、シアタートラムなんですよ。あんまりやってる印象ないんですよね。
坂口 たくさん出ますね。
植本 劇団員だけでも多いのに、いろんな客演の方が。なかなかシアタートラムの小空間でえなりくんを観ることはないですよね(笑)。4/13(金)~22(日)、三軒茶屋のシアタートラムで上演されます。すごいですね、40周年です。
坂口 ダイレクトに楽しめるお芝居ですよね。
植本 だってトラムで主題歌、前川清さんがかかるんですよ(笑)。ふだん、コンテンポラリーダンスとかやってるところですからね(笑)。
坂口 客演の方もどういう役になるかわからないけど、上手な人員ですよね。
植本 ズルさが入るくらいうまい人たちなので。ぜひぜひ行ってみてください!




チェーホフ短編集

『賭け』


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原作◇A・チェーホフ
脚本・演出◇山崎清介
出演◇伊沢磨紀 佐藤誓 山口雅義 戸谷昌弘 三咲順子 山田ひとみ
4/18〜22◎あうるすぽっと


坂口 では、あなたの先輩が出るこれにしましょうか。
植本 先輩?誰?
坂口 佐藤誓さん。先輩じゃなかったっけ?
植本 いやいや、もちろん何ヶ月か先輩。年は5つ先輩(笑)。チェーホフ短編集『賭け』です。『こどものためのシェイクスピア』シリーズをやっている山崎清介さんが、何年か前からチェーホフシリーズもやってまして。そのひとつだと思います。『賭け』って知ってる?
坂口 チェーホフの短編って…。小説は読むけど、戯曲はあまり読まないです。『煙草の害について』は観たことありますけど。
植本 僕もそんなにはないですね。『賭け』の宣伝文を読んでみます。「彼は働かずとも食事も酒も与えられ、望めば本を読むこともピアノを弾くことも許された。しかし、人と話すこと、部屋から出ることは一切許されなかった。そして15年経てば、一生遊んで暮らせるだけの大金は彼のもの、のはずだった―。」ああ、そういう賭けなんだ。家から出なければ、お金あげるよ、という賭けなんだ。
坂口 ほかにもたくさんあるんですよね。 
植本  そうなのかな。珠玉の6作品、『賭け』、『物騒な客』、『忘れた!!』、『彼と彼女』、『カメレオン』、『魔女』。
坂口 いいかもね。あっ、えらそうですね(笑)。観る側の気分も変わるし、やってる側のテクニシャンぶりを観たいなと思うような方々が出てるじゃないですか。
植本 脚本・演出は山崎清介さんですけど、出演は佐藤誓さん、山口雅義さん。山口さんて知ってる?
坂口 さあ~。
植本 にんじんボーンの方だったんです。にんじんボーンの前はなんて言ったっけな~。いつも出ている戸谷昌弘くん、伊沢磨紀さん。ちなみに、紀伊國屋演劇賞団体賞受賞作品だそうです。
坂口 この人たちはチームを組んでるんですか?
植本 前回、この作品をやったんでしょうね。もしかしたらメンツは変わってるかもしれないけど。4/18(水)〜22(日)、あうるすぽっとです。


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